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2020/9/17

源泉徴収はしましたか!? (会社は必ず源泉徴収義務者になる)

会社形態で事業をしている場合、税に関して最も注意しなければならないのは「源泉徴収」であるといっても過言ではありません。もちろん、「記帳」「決算」「法人税」「消費税」も大切です。しかし、優先順位は源泉徴収です。なぜならば、会社は「設立した瞬間から」源泉徴収義務を負うからです。「設立した瞬間」というのは大げさな表現ですが、ほとんどの場合には設立して1か月以内には給与を支払うので、そのときには源泉徴収義務が生じます。この源泉徴収義務者になるタイミングは、決算や申告(法人税および消費税)よりも早いことが通常です。ですから、源泉徴収が優先といっているのです。

個人事業者でも給与を支払っている場合には源泉徴収をしなければなりません。なお、親族に支払う給与からも源泉徴収はしなければなりませんので注意が必要です。

次は年末調整です(源泉徴収すべき税額が確定するのは年末調整)

源泉徴収をしたならば、次は年末調整です。源泉徴収しなければならない給与に関する税金は暦年で計算します。給料や賞与から源泉徴収してきた税額は仮の税額ですので、暦年が終了する年末に「最終税額」を確定し源泉徴収してきた「仮の税額」と精算しなければなりません。この手続が年末調整です。年末調整をしなければ源泉徴収義務を果たしたということにはならないのです。

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